Photoshopで邪魔な物体、電線を消す方法を紹介
Photoshop CS4を使いますが、恐らくCSからもちろん最新のCCまで対応しています。CCをお使いの方は最新の機能でもっと簡単にできるかもしれません。
今回は邪魔な物体を簡単に消して、違和感なく修正する工程を紹介します。
まずは修正前のこちらの写真をご覧ください。

とても綺麗な青空ですが電線が気になりますね。
こちらの画像を絆創膏みたいなアイコンの「スポット修復ブラシツール」を使って加工していきます。

スポット修復ブラシツール とは?
このブラシを使って邪魔な物体をなぞると違和感なく消してくれます。顔写真のホクロなんかもクリック一つで簡単に消せちゃうようだ。
実際にやってみよう
スポット修復ブラシツールのアイコンをクリックして、最初にブラシの大きさを調整します。複雑な写真の場合はブラシサイズを小さくし、今回の様に単純な写真は大きなサイズでも問題ないです。
ブラシサイズを変更するショートカット
alt + 右クリック + ドラッグ微調整は【「】キーで小さく、【」】キーで大きくできます。

綺麗になぞらないと変な加工になってしまうのでマウスでは少し慣れが必要かもしれませんね。

時々、加工された箇所が目立つ場合がありますがそれを上から更になぞると違和感がなくなります。

雲に加工した痕跡がガッツリ残ってしまいました。ちなみにこれは下記のコピースタンプツールを解説する為にわざと分かりやすくダメな加工をしています。

コピースタンプツール とは?
コピー元(今回の場合は雲)を指定し、スタンプを押す様に違和感なく画像を修正してくれます。CS3からコピーソースが使えるらしい。

実際にやってみよう
altキーを押すとマウスポインターが丸いプラスのアイコンに変わります。適当な雲をクリックするとコピーソースが設定されて、後はスタンプを押すだけです。
コピー元を時々変えて同じ部分ができない様にするのがコツです。

比較


出来ました!恐らくこのくらいの加工なら5分くらいで出来ます。僕はこのツールを知らなかったので、指先ツールで馴染ませて電線を消していくやり方を取っていました(;'∀')
とても簡単でPhotoshop凄いですね!